作業療法科

作業療法とは

「生活のしづらさ」を抱える方に対し、作業や活動を用いてよりその人らしい生活を取り戻すための治療・リハビリです。

作業療法、作業療法士ってどんなことするの?

作業療法科イメージ1

『退院後に自分らしく生活すること』を目的に作業療法を行っています。そのためには、

 

  1. 退院後の不安を減らす
  2. 規則正しい生活を送る
  3. 体力を落とさない
  4. ストレスをためない
  5. 相談相手を作る

 

などが大切になってきます。

自分らしい生活を送るためには何が必要なのかを話し合い、活動の内容などを決めています。

 

集団作業療法

集団作業療法ではOT室と病棟で行います。

 

OT室 パラレル活動(患者様同士が同じ空間にいながらそれぞれ個人で好きな作業を行う活動)
病棟 カラオケ、ストレッチ、映画鑑賞、ゲームなど

 

集団での作業療法を行うことにより、集団での過ごし方やストレスをためない方法、他者との関わり方などを学ぶことができます。また、集団でのルールを守ることにより、社会性を身につけることもできます。

 

個別作業療法

集団の作業療法だけではなく、個別での作業療法にも力を入れています。

個々に関わることにより、よりその人らしいリハビリを行うことができます。たとえば、仕事・勉強・家事・遊び など患者様に必要なことは何でも支援します。退院するために何が必要か・退院後の生活では何が必要なのかを考えていきます。

多職種連携について

作業療法士だけではできることが限られる為、カンファレンスを通し多職種で連携し1人1人の患者様を支えています。その中でも、作業療法は患者様の未来を扱う職種です。